事業案内

夢産地とさやま開発公社の事業

地域振興を目的とする(一財)夢産地とさやま開発公社が手がける事業には、4本の柱があります。 「有機の里」の原点となるBMW技術による土づくり、生産者と消費者へ向けた環境保全型農業の普及、農業に関わる幅広い連携を進める地域づくり、有機農業による高付加価値な販路拡大です。 販路としては県内外の生活協同組合や飲食店の他、地元の直営店も活用しています。

1. 土づくり事業

(一財)夢産地とさやま開発公社は自然にやさしいBMW技術を導入して「土づくり」にこだわっています。BMWとは、B(バクテリア)M(ミネラル)W(ウォーター)。(一財)夢産地とさやま開発公社が運営する「土づくりセンター」では自然環境の循環を構成する三要素をバランスよくたい肥づくりに落とし込み、健康な「土づくり」に取り組んでいます。生産されるたい肥「MOCOMOCO(モコモコ)たい肥」は有機無農薬栽培生姜には欠かせません。

BMW技術とは?  土づくり(BMW技術)についてはこちらから

土づくり(BMW技術)
実づくりは葉づくり、 葉づくりは根づくり、 根づくりは土づくりから

自然の力を農業に応用する「BMW」とは?

森の奥にある透き通った沼では、自然のサイクルがうまく回っている限り、木の葉がどんなに落ちても水が汚れるということはなく、沼底では木の葉は生き物を育むための土へと変わっていきます。これは分解者であるバクテリア(B)と、ミネラル(M)、それを溶かしている水(W)が浄化作用を行っているからです。
その自然界の浄化システムを応用したのがBMW技術です。出発点となったのは、一般有機排水処理技術の欠陥を克服する新しい技術の開発でした。特殊な土壌と岩石を排水処理の処理系統に加えると、微生物活動が活発になり、汚水の有機物を分解・再合成し、生物にとって良い水へと変わります。現在のBMWシステムは、これをさらに家畜の糞尿処理に適用し、地域での循環にまで発展させています。(BM技術協会会報より)

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有機堆肥〈BMとさやま・モコモコ〉発売中
土佐山の有機堆肥「BMとさやま・モコモコ」は、営ショップで店頭販売しています。また、土佐山マルシェ ONLINE SHOPでもお買い求めいただけます。
無農薬栽培の農家さん、家庭菜園でオーガニックにこだわっている皆さん、ぜひご利用ください。

2. 人材育成事業

健やかな野菜を育てるにはまず「土づくり」から。資源循環・環境保全型農業を目指し、有機栽培とそれに準じる農薬不使用栽培、減農薬栽培の普及に取り組んでいます。公社の「安心・安全な農産物づくり」の考え方に賛同して野菜づくり等を行っている生産者たちの集い「モコモコグループ」。 (一財)夢産地とさやま開発公社が扱うMOCOMOCO(モコモコ)たい肥や有機の肥料を使い、おいしい野菜づくりに励んでいただいています。 生産者の方たちの野菜は市内の取扱スーパー産直コーナーや県外にも出荷されます。

3. 地域づくり事業

農業以外にも地域づくり・支援としてさまざまな事業に取り組んでいます。 高知市街地まで買い物に行くことが不自由な方向けの「土佐山ストア」の運営や野菜の出荷が自力で難しい人向けに野菜の集荷・出荷を代行します。 土佐山地域の小中学生たちとの課外実習や土佐山地域の交流会「土佐山の日」の賛助・協力「夏まつり」や「梅まつり」といった地域内のイベントへの出店といった地域交流も大切にしています。 またPRとして、日本最大級の街路市「日曜市」への出店や、多くの地元飲食店が連なる「ひろめ市場」内の「イモバルTOSAYAMA男爵」を運営するなど、高知の内外に土佐山地域の魅力を発信しています。

4. 高付加価値と販路拡大事業

土佐山地域の「安心・安全」、「おいしい」農産物を有機農産物として高付加価値で販売する事業です。 生産者とお客さま、双方が顔の見える流通の仕組みを確立しながら、県内外の生活協同組合などへ向けた販売を促進し、販路の拡大を図っています。 そのほか土佐山でつくられた有機無農薬栽培生姜を使ったジンジャーエールやスイーツをはじめとした加工品も製造し、より身近にそして手軽に有機無農薬栽培生姜と土佐山をお客さまにお届けします。 また、ジンジャーエールをはじめとした土佐山の加工品は高知市の「ふるさと納税」にも返礼品として登録されております。

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